会報 ぶどう   第59号(平成27年4月14日)

 

代表挨拶

今年の冬は寒くて、桜の開花も遅いのではと思っていたのに、例年どおり見事な桜でしたね。最近では中国からの花見客が増えているそうです。誰が見ても心躍る春の祭典ですね。

会員の皆様、介護者の皆様お元気でしょうか?これからいろいろな花が咲き出します。その花々が皆様の気持ちを潤してくれるといいなぁと思っています。

 昨年から地域ケア会議というのが開かれています。地域ケア会議というのは地域のケアプラザで地域の医師、ケアマネジャー、民生委員、地区社会福祉協議会、自治会、老人クラブ、商店会、警察署、消防署、介護事業所、薬局、中学校長の代表に、当会も介護者の立場から参加しているものです。個別の事例に基づき共通の認識を持って検討していく会です。私たちも介護者の立場や気持ちを発言しています。少しずつでも良い介護環境になっていくことを願っています。

今期も微力ながら、なかよく頑張って行きたいと思います。

                            代表 小形 晴身

平成27年度世話人紹介

代表  小形 晴身

副代表   宮澤 よし子

書記  石森 紘子  

会計・記録 片山 久美子

会報  宮澤 よし子  伊東 波津子

会場予約  小島 瑞子 

ホームページ       悌一 

会計監査  梅原 由美子 島田 加代

名簿管理       伊東 波津子

会報校正 (協力者) 石森 朋光     


 新年度もどうぞよろしくお願いいたします。 代表 小形 晴身

 

若年性認知症

 皆様は「若年性認知症」という言葉を聞いた事はありますか?「若年性認知症」とは、18歳以上、65歳未満で発症する認知症の総称です。

 平成
18年度〜20年度の3年間に7か所の地域で行われた厚生労働省の調査によると18歳~64歳人口10万人当たりの若年性認知症者数は47.6で、女性よりも男性に多く見られました。

 これを平成
2711日時点の横浜市の人口に換算すると1,075人となり、港北区の18歳以上65歳未満人口で換算すると約106人となります(平成26331日時点換算)。

 また先の調査によると基礎疾患としては脳血管性認知症(
39.8%)、アルツハイマー病   (25.4%)、頭部外傷後遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5%)、レビー小体型認知症(3.0%)の順で、推定発症年齢の平均は51.3歳±9.8歳という結果でした。因みに高齢者の認知症ではアルツハイマー型認知症が全体の約60%を占めるとされています。

このように早くして認知症を発症すると病気に対する苦しみだけでなく、働き盛りや子育て中だったりすることから様々な問題が生じます。

 主なものとしては 
 ①認知症に対する社会的な認識が低いため偏見の目で見られたり、病気が理解されなかったりする。
 ②夫婦や子どもなどの家族関係に大きな影響を与える(同調査では家族介護者の約
6割に抑うつ状態があると判断されました)、
 ③失業や病休による収入減等の経済的困窮(同調査では発症後約
7割が収入減と回答)、
 ④医療や福祉・介護サービスに専門的に受け入れる施設が少なく、見つけにくい等が上げられます。

 国はこのような調査結果を受けて、平成
27127日に「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を策定し、中でも「若年認知症施策の強化」を掲げ、相談窓口の設置や自立支援に関わるネットワークの調整、若年認知症の特性に合わせた就労・社会参加支援を推進すると言っています。

 また横浜市としても第
6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の中で、気軽に相談や交流できる場や専門相談を受けられる体制の整備、利用できる福祉・介護サービスのわかりやすい情報提供、支援者向け研修、若年認知を含む認知症への理解をすすめるための普及啓発に取り組んでいく方針です。

 また港北区では、
4区(港北・都筑・青葉・緑)合同で年3回行われる「若年期認知症よこはま北部のつどい」に参加し開催を支援するほか、横浜市総合保健医療センターで開かれる「新横浜若年性認知症の人と家族の会」にも協力していきます。

一般的な認知症と比べ、若年性認知症への対策はまだ始まったばかりで、制度や支援体制には十分とは言えない部分もありますが、認知症の方と家族に周囲の方々からの温かい配慮が必要なことは変わりありません。

 平成
27年度も皆様のお住まいの地域で認知症への理解を深め、その対応方法を学ぶ「認知症サポーター養成講座」が開かれます。皆様どうぞ講座に参加して認知症についての基礎を学び、よき理解者として受講者の証である「オレンジリング」を身に着けて町に出てみて下さい。

 リングの意味を知っている認知症の方や御家族が町でそれを見掛ければ、安心して一歩を踏み出せることでしょう。

今後とも「介護を考えるぶどうの会」様と協力しながら介護者の皆様のお力になれるよう努力していきたいと思います。 森田・岩本(港北区役所高齢・障害支援課 高齢者支援担当)

横浜市内の「認知症サポーター養成講座」に関する情報サイト

http://www.shimin-sector.jp/machicare/      

今、介護現場では

             高田地域包括支援センター 看護師 保母 ひとみ

日本では、長寿化の進展に伴って、介護を必要とする高齢者の割合が飛躍的に増加している一方、家庭内での介護に携わる人の割合は、少子化・核家族化の影響などで大幅に減少しています。これは、先進国における共通の現象で、日本以外の国でも社会問題となっています。

さらに、高齢者の介護で問題になるのが介護期間です。長生きするということは、介護を必要とする期間が長期にわたるということをも意味しています。

特に首都圏をはじめとした都市部において急速に高齢化が進み、それに伴って認知症高齢者の数は増加する見込みで、一方で高齢者世帯のうち、単身や夫婦のみの世帯も増加していくと見込まれています。

介護保険の65歳以上の被保険者数や要介護認定者数も増え続けており、今後も認定者率の上昇が見込まれています。ますます介護保険を取り巻く状況は厳しいものになってきています。

平成27年度は介護保険制度の改正では、団塊の世代が75歳以上となる2025年(平成37年)を見据えています。

主な内容とは…

●地域包括システムの構築

 ~地域包括システムとは~

高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい、生活支援サービスが一体的に受けることのできる体制

*地域で安心して暮らし続けるための事業の充実

・在宅医療、介護の連携強化~自らの住まいで終末期まで生活することができる支援体制づくり。

・認知症施策の推進~認知症になっても本人の状態に応じた適切な支援、医療・介護サービスの適切な提供、地域の見守り等を含めた支援体制の構築。

・地域ケア会議の推進~地域課題の解決に向けた他職種連携、資源開発や地域づくりを推進するため、包括支援センターを中心に地域ケア会議を活用する。

・生活支援サービスの充実~見守りや配食など地域の資源を生かした多様なサービスの充実・強化を図る。予防給付(訪問介護・通所介護)を市町村が取り組む地域支援事業に移行

*特別養護老人ホームの新規入所者を、原則、要介護3以上に限定。

 費用負担の公平化

 保険料上昇を可能な限り抑えつつ、制度の持続可能性を高めるため、世帯非課税低所得者の保険料軽減の拡充や、所得や資産のある人の利用者負担を見

 *世帯非課税低所得者の保険料の軽減割合を拡大

 *一定以上の所得のある第1号被保険者の利用者負担を引き上げ

 *低所得の施設利用者の食費・居住費を補助する「補足給付」の要件に資産基準を追加

結果、要介護状態になっても誰もが安心して自分らしく健やかに暮らせる地域をつくっていくために、地域にある様々なネットワークを生かして、緩やかな見守りや支え合いの体制整備に向け取り組んでいくことがますます重要になってきています。

 

横浜市立大学市民医療講座 「不戦勝、認知症!」

~闘わずして勝つ方法は?~

                平成27224日 港北公会堂

横浜市立大学付属病院 神経内科・脳卒中科 教授 鈴木 ゆめ先生の講座が開催され、多数の方が参加されました。 

 「闘病」という言葉があります。病気ですから、闘わないといけないのでしょうか?

ではどのようにしたらこの「認知症」と闘っていけるのでしょう。そもそも闘ったら勝つのでしょうか。もちろん勝たなければなりませんが、闘って勝つかどうか分かりません。だったら不戦勝を狙いましょう。闘わずして勝つ方法とは? 本講座では「認知症」という病気とうまく共存していく方法を一緒に考えていきました。

 1つとても興味深い話がありました。緑茶に認知症予防効果? 金沢大医薬保健研究域医学系の山田正仁教授(神経内科学)の研究グループが、60歳以上の男女490人を対象に認知症の発症率を調べ、緑茶を毎日飲む習慣がある人の発症率が飲まない人に比べて3分の1程度だったと米科学誌電子版(平成265月)に発表した。

 研究グループは平成19年~25年にかけて、石川県七尾市に住む男女490人を調査。緑茶を飲む習慣がない138人のうち認知症の発症や認知機能の低下が生じたのは43人(31%)だったが、緑茶を毎日飲む習慣がある157人のうち発症するなどしたのは18人(11%)だったという。(鈴木先生の資料から)            

 緑茶をよく飲む闘い?をしましょうか。

                                (石森 紘子)  

高田地域ケアプラザ介護者のつどい

 3月の高田の介護者のつどいは施設見学でした。

訪問先は港北区高田東と高田西にあるCアミーユ高田とリリィパワーズレジデンス高田西というサービス付き高齢者向け住宅でした。

Cアミーユ高田

サービス付き高齢者向け住宅とは                  

   高齢者の安定居住に関する法律に基づいた住宅です。

   高齢者に配慮した(バリアフリー設計)住宅です。

   賃貸契約なので多額の入居一時金は不要です。

   24時間の見守り、生活相談の他各種サービスを利用で

入居費用(敷金・礼金・一時金なし)

固定費用 月額利用料 157,400円(税込)

   (家賃112,000円、共益費13,000円、生活支援サービス費32,400円)

個別発生費用

 食費月額42,120円、居室電気代・水道代(ご使用分に応じた実費)

 介護保険一割負担額

医療・健康管理について

・現在のかかりつけ医のご利用が可能です。

・必要に応じ、協力医療機関より医師が定期的に(月2回程度)往診し、健康管理や必要な薬の処方も行います。

・インシュリン注射、透析、在宅酸素等ご相談ください。

・終末期(ターミナル)ケアについてもご希望に応じ対応させていただきます。

   個別ケアの実現 ② その方に応じた必要で適切な介護 ③ 個別のスケジュールに沿った介護を提供しています。

お問い合わせは 045-549-5920 (担当者 近藤さん、鈴木さん)

 

リリィパワーズレジデンス 高田西

入居費用 A~Eタイプがあります。

A(一人)タイプ 

家賃 84,000円 管理費 20,000円 生活相談サービス費 16,200

                       月額合計 120,200

E(二人)タイプ

 家賃 139,000円 管理費 30,000円 生活相談サービス費 32,400

                        月額合計 201,400

・食事サービス費は含んでいません。

 昼食650円、夕食750円で、昼夜一か月毎日利用で約42,000円のご負担となります。

・上記に加えケアプランに応じて介護保険サービスの一割分の負担があります。

・居室内でご使用になります電気・ガス・水道は、各公共施設とご契約者様の直接契約となります。

 

施設の近くに「まいばすけっと」や「島忠」があり、買い物に便利です。

居室に置けない私物をトランクルームに預けることができます。(有料)

食堂で各種教室、講演会、音楽会等を行っています。

お問い合わせは 045-595-5088 お気軽にどうぞ。

                                                            (島田 加代)

下田地域ケアプラザのつどい

 今年の冬もやっぱり寒いですね。我が家では1月の中頃に夫が「かぜ?と思っていたら熱が出て、次に姑も38度の熱が出て近くの内科へ行き、すぐ検査で「インフルエンザ A型」ですね!! 今はすぐわかります。決まりで5日間は、外出禁止です。夫は「AB型のインフルエンザ」でした。

 我が家の
2人は時間が止まったかのような5日間でしたが、6日目にはすっきり元気にいつもの毎日が始まりました。この10年インフルエンザとはまったく無縁でしたが、こんなこともあるのかと次は気を付けなければいけないと思いました。

 ところで、先日介護施設等で寝たきりの人に手袋をしたり、ベッドに拘束したりしてこれは虐待になりませんか?とニュースで言っていましたが、病院等で治療のための点滴の針等を抜いたりベッドから落ちたりしないようにするために同じようなことをしても虐待にはならないと思います。

 全てが悪いように聞こえますが、本人のためには必要なときも有ると思います。こんな話も「つどい」でありました。

                         (片山 久美子)

新吉田ケアプラザ

昨年から5回目の介護者のつどいです。

奥様を介護していらっしゃる方、ご主人を介護していらっしゃる方、いろいろな立場の方が参加されました。

相手の体調が良くないと心配が尽きませんが、自分の体調が思わしくないと気分が落ち込み、共倒れになるのではと心配が重なります。また、落ち込む相手を励ます毎日に疲れていても必死です。このつどいの場で唯一心が癒されますとのことでした。

大変な介護生活の中でも自分の趣味を持ち、有意義な時間を過ごし、その心模様を上向きにすることや相手に安心感を持ってもらえるようにスキンシップをすることは大切なことと再認識させられました。

 介護サービスを利用していても、心の疲れはとれませんね。つどいでは、介護している者同士でなら分かり合えることがあります。愚痴をこぼしたり、弱音を吐いたりして、思い切りおしゃべりして心を軽くして帰りましょう。

(小島 瑞子)

篠原地域ケアプラザのつどい

 平成26年度介護者のつどいが219日(木)に開催されました。

 今年度は、1回目が介護者交流会、2回目が歯科衛生士によります口腔ケア講座、3回目が当会の世話人の宮澤さんによる、義父母の介護体験のお話、4回目が介護者交流会でした。

 どのつどいも「ためになった、心に響き感動した」と感想を述べておられ、介護者さんにとってつどいは心のオアシス的存在であることを再認識いたしました。

 今回の参加者は男性3名、女性4名、包括支援センター、行政から高齢者支援担当も参加されて、いろいろな側面から介護者さんをサポートしてくださいます。

 介護のつらさや、気分転換に川柳などをたしなまれる方、悲喜こもごものお話をされ、共感、共有が介護者さんの負担をやわらげてくれました。

  来年度のつどいの内容の要望を参加者から担当者が聞き取りしましたところ、次のような希望がありました。

   介助の仕方、介助用具おむつの使い方等。

   認知症の具体的な話、専門の人を交えた質疑応答。

   元気がないと介護は無理、元気が出るような食事会、茶会、コンサート等。  

   つどいは木曜日が多いが、他の曜日でもお願いしたい。 
 
   体験者の話がとても役に立った。もっと聞きたい。
 
   特別養護老人ホームとは? 申し込みの仕方、入れるかどうか? 利用料も含めて聞きたい。

 27年度もつどいを4回(3か月毎)予定しています。あくまでも予定です。

   1回目  介護技術の習得(杖、おむつ、車いす移乗)

   2回目  認知症について(質問時間を多くとります)

   3回目  介護体験談

   4回目  コンサート、お食事会

  次回つどいの予定日は 1回目 521日(木) 1330分~15

 皆さんのご参加をお待ちしています。

                           (石森 紘子)

行ってきました。見てきました!

最近、我が家の近所にデイサービスの事業所が開設されたという情報を得て、早速見学に 行って参りました。昨年101日に、一般の庭付きの大きな民家をリフォームしデイサービスとして開設されたアットホームなこの施設は、菊名の小高い丘の上にあります。

 綱島街道にほとんど面していますが車の騒音は全く感じず、周囲は閑静な住宅街です。

2階建ての民家で、現在は1階のみデイサービスと少人数のショートステイに使用していますが、近い将来2階はショートステイとしての提供もお考えのようです。

名称 デイサービスえいわん

 所在地  横浜市港北区菊名4-13-30      

 TEL  045-834-9245

 心得   「今を生きる人の応援」

   「その人らしさを見守る目」

    「人格を尊重する心」

 サービス内容

* サービス時間   10時~17

 * 小規模通所介護

 * 定員        10

* 食事        朝食・昼食・夕食 (おやつ無料)提供

 * 宿泊サポートサービス(1701分~翌朝859分)

 * 保険外サービス  (弊社のみ利用で単位がない方)(菊名事業所)

* 洗濯サービス   (夜間サポートサービス利用の方は無料)

* 延長サービス   (早朝・夕方延長)

  外出サポートサービス(夜間サポートサービス長期利用の方)

利用者が集うリビングはキッチンも完備。職員は常時45人がおり、昼食は職員も一緒に食べるので目が届きます。訪問時は5人が利用。また、マッサージ師が常駐です(希望者にはいつでも可)。介護度平均は1.9位で自分の足で歩ける方も多く一人でトイレに行かれる姿も目にしました。「まだ庭は整ってはいませんけど、暖かくなったら皆さんと季節の花々や野菜を植えようと思っています」と楽しそうに語る職員が印象的でした。

心から、介護者の身になって経営されている施設と見受けられました。デイサービスに母をお願いして出かけた時など、時間を気にしながらの帰宅から、ちょっと解放されるかも知れませんね。                              (石森 紘子)

 

青葉区のこころみ 
~地域で高齢者を支える「地域包括ケアシステム」~

<医療・介護連携を軸とした、地域包括ケアシステム“あおばモデル”>

 我が国では、団塊世代が全て75歳以上となる2025年に向けて、急増する医療・介護需要に対応するため、地域の医療機関や介護事業者が連携し、地域ぐるみで高齢者の医療・介護・暮らしを支えていく仕組みづくりが急務となっています。

 この大きな課題に対して、青葉区では医師会・歯科医師会・薬剤師会・訪問看護連絡会・ケアマネジャー連絡会・訪問介護連絡会・通所介護連絡会などの医療・介護関係者の代表が集まり、2012年からどのような仕組みをつくり、連携していったら良いか話し合いが行われてきました。

「地域包括ケアシステム」とは、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう、その人の状態に応じて、医療・介護・予防・住まい・生活支援サービスを切れ目なく提供するシステムのことです。





 2013年に横浜市が実施した高齢者実態調査によると、65歳以上の高齢者の約5(53.1)
「介護サービスを利用しながら自宅で暮らしたい」、約1(9.6)が「介護サービスを利用せずに自宅で暮らしたい」と回答。しかし家族による在宅介護は、第三者が介入しない安心感がある反面、家族だからこそ抱えてしまうストレスもあり、介護者の肉体的・精神的負担が大きくなります。

 そこで、介護をする人達がひとりで抱え込まずに、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護、通所・短期入所などの連携による手助けを受け、前向きに介護に取組んでいく環境づくりが重要になります。それらを支える仕組みとして構築されたのが、<医療・介護連携を軸とした、地域包括システム“あおばモデル”>です。

そして、“あおばモデル”の特徴は、2014年度から試行運用が始まっている「多職種連携クラウドシステム」です。在宅医療では、主治医、訪問介護事業所、歯科医師、調剤薬局、入浴サービス、ホームヘルパー、ケアマネジャーといった各分野の多職種連携が必要不可欠ですが、患者の情報を共有するために今までは、患者の自宅に置いてある「連絡ノート」で行われていることが多く、訪問して「連絡ノート」を見ない限り他の専門職の人が訪問した際にどのような処置をしたかなどの情報を見ることができず、円滑な連携が図れないことが課題でした。そこで、横浜市からの補助金でシステムの整備を行いiadを導入し、スマートフォン・

パソコン・タブレット端末などからアクセスでき、いつでもどこでも安全に情報共有できるクラウドシステム活用への切り替えが実施されました。青葉区内の在宅主治医12名がシステムを利用し、心電図・血液検査の結果など患者の情報画像の共有、患者や多職種スタッフの日々の情報共有により、連携力強化につながったことが実証され、2015年度から青葉区全域での試行運用が予定されています。 

肺がんの父を看取った時にこの地域包括ケアシステムがあったら、医師や看護師の心無い言葉や対応に傷ついたり、最期の一日を救急車で病院に行くことなく家で過ごすことができ、落ち着いた雰囲気の中で旅立たせてあげられたのに…25年経っても悔いが残ります。この環境が誰にとってもあたり前になる日が早く来ることを期待します。

(228:青葉区医師会・青葉区メディカルセンター主催「地域医療を語る会第3回市民公開講演会」に参加)

(青葉区 介護者サポート「ほっと青葉」 梅原 由美子) 

日吉本町地域ケアプラザ 介護者教室

終活セミナー エンディングノートの書き方!

今、終活というテーマはテレビでも、よく取り上げられているせいか、30名くらいの参加でした。講師は日本クオリティオブライフ協会の野尻成久さん。

 終活という言葉は週刊朝日が作った造語だそうです。

 四苦八苦という言葉がありますが、四苦とは生、老、病、死で自分の思い通りにならない人間として、逃れられない苦悩だそうです。老、病、死はシニアライフ期にやってきます。

 逃れられないことならば、エンディングノートを活用して葬儀、相続、墓、法事など整理されてはどうでしょう。

 エンディングノートとは人生の終末期にまつわることを記入するためのノートです。内容は葬儀、財産、医療、交友など多岐に渡っています。遺言と違って法的拘束力はない代わりに、希望やメッセージなどなんでも書けます。

終活に向けて、準備しておくこと

1、遺言を書く。
2、身の回りの物を整理する。
3、終末期医療を事前に支持する。
4、献体臓器提供を意思表示する。
5、任意成年後見人の選任。
6
、葬儀の内容を生前予約する。
7、墓、仏具を選ぶ。

エンディングノートを書くコツ

1、    書けるところから書く。2、      1年に1度は見直して、どんどん書き直す。

3、      ノートは大切に保管して、信頼できる人に保管場所を伝えておく。亡くなった後に見ても遅いから。

その他

・散骨や樹木葬、家族葬は家族の同意を貰う必要がある。

・遺品整理屋さんが存在しますが、1部屋あたり10万から20万くらいかかるそうです。

・互助会や生命保険に入っている場合、家族にきちんと知らせておかないといけません。

葬儀が終わってから知っても遅いので。

  ・携帯の使用料とかゴルフの会員権も手続きをしないと、いつまでも引き落とされます。

 

テレビや雑誌でよく耳にする言葉ですが、老夫婦や一人暮らしが増えてきた現在では自分が亡くなった後のことを考えると、避けては通れないことのようです。

心なしか、いつもより熱心に聴いていらっしゃるようでした。

                            (伊東 波津子)

お疲れ様でした。心よりご冥福をお祈りいたします。

細貝 明子さん:ご主人様を看取られました。

(ぶどうの会の事務局に連絡を下さった方を掲載しております)

助成金のご協力をお願いします

 介護を考えるぶどうの会では会費という形をとらず、賛助金として皆様にご協力をいただいております。

年に一度、会報4月号に振込用紙を同封させていただきます。一口、千円です。ご賛同の方は、よろしくお願いいたします。

 なお、ご協力者のお名前や会計報告は会報に掲載させていただきます。

編集後記

梅の花を見てわたしは思う  早く実になれ梅の花  いっそ、この木で梅干しになれ          

柿の花を見てわたしは思う  早く実になれ柿の花  いっそ、この木で「柿の種」になれ

なんて考えていましたら会報の編集が遅くなり、石森さんのご主人に校正依頼をするのがうんと遅くなりました。すみませんでした。     

先日の新聞に「拘束」について書かれていました。本人の命を守るために一定の条件に合っていてのことなら拘束もいたしかたがないが、まだまだひどい拘束があるというものでした。「命を守る」を忘れないで欲しいものです。

(宮澤 よし子)

 

 皆さんはお元気でしょうか?私は最近、腰痛が出て段々ひどくなり寝返りを打つのも痛みが走り、整形外科を受診しました。モーラステープとロキソニンを頂いて帰りました。「こんなので治るのか?」と思いましたがあら不思議!1週間で治りました。別に重いものを持ったわけでなく、冷やした訳でもないのに…。年ですかねぇ…。介護で腰を痛める話は、よく聞きますが腰痛の辛さを体験しました。なんでも、やってみないと分からないものです。

(伊東 波津子)